★2006,9/8 ブログの前書き?(※読み飛ばし可)
さて、今回で7回目を迎えます「スパイ竜★メガネ大作戦」
…じゃなくて(いつもそう間違える/笑)
「メガネ竜★スパイ大作戦」
ちょっともう書くのやめよっかなー(コラ)とか思いつつあったんですが、
リップサービスでも「面白い」と言って下さってくれる方々が
いるのでガンバろうと思いますっ!ファイトー!オー!(byヤンクミ)

さてはて前回でなかった中丸クンは今回出るんでせうか?
ソレは真下にも分からない〜♪(笑)
さぁいつものごとくよくわかんないケド書いちゃえ!

でわ続きをドウゾ☆↓





「メガネ竜★スパイ大作戦」






第6話「決まった部署はアイツの隣」


 


「ん?なんだよこの静けさは?」

急に静まりかえった社内で気付けば全員の視線(聖抜けて)が
自分に集まっているコトに気付いた赤西は、目の前でボーゼンと
自分を凝視している上田の額にデコピンをした。


「イテッ」

「どしたー?オレに惚れちゃった?(笑)」


(やっぱり黒沢になってない)

全員が確信した。

「誰が惚れるかバカ西!」

上田は一瞬このお調子者を殴ろうかと思ったが中丸のコトを
思い出し手を止めた。


「あのさ、頭だいじょうぶ??」

「なんだよさっきから『頭だいじょぶ?』ばっかじゃん。
 ぜんぜんふつー、どこも痛くありません!」

(そういう意味じゃないんだけどなー)

『ついに赤西の二重人格が1つの人格に収まったのかー!?』

亀と田口と聖はそう思いゴクリと唾を飲んだ。
静けさの中ふと上田の足にカラン、と何かが引っかかった。
慌てて机の下に隠れた時に無くした伊達メガネだ。

(良かった、見つかった!)

上田はホッとし落ちていたメガネを拾い耳にかけた。
その瞬間ー


カチッ


再び何かのスイッチが入った音が聞こえた(気がした)


「…アネゴ!」

「えっ?」

「田中さんに追いかけられてどうなるかと思ったけど、
 ちゃんと無事会社に来られたみたいで安心しました!」

「く、黒沢?(なんで??)」





「メガネかぁ〜!なるほど!」

田口が一人叫んだ。亀と聖は「え?そうなの?」と
首を傾げた。上田も何がなるほどなのか分かっていない。

「メガネは萌え要素の1つだからね〜そっかそっか。」

一人で納得している田口に3人はポカンとしていたが、
要するに『メガネをかける→黒沢になる』というコトだと
皆解釈した。

「ところで社長、アネゴの部署は決まったんですか?
 まだ決まってないなら営業にしてもらえると嬉しいですオレ。」

「上田、メガネ外して。」

「うっす。」


カチッ


「ん?頭ならだいじょーぶだって言ってんじゃんか!
 なんでみんなオレを見んだよ?」

上田がメガネを外すだけで赤西⇔黒沢に切り変わる。
その様子がおかしくて皆笑いをこらえている。

「しかもなんか笑ってるし!オレの顔なんかついてる??」

「えいっ」

上田は再びメガネを装備した。

「オレ、アネゴと同じ部署がいいです。」

「ぎゃーはっはっは!!!(笑)」

ついに笑いをこらえきれなくなった聖は大笑いした。
田口に至ってはツボに入ったらしく地面でバシバシと手を叩いてバカ笑いをしている。
上田も『面白い』と笑いながらメガネを外したりかけたりを
何度か繰り返して遊んでしまった。そのせいか赤西はどうやら
疲れたらしい。

「なんか急にダルくなったわ、ちょい仕事休むオレ。」

そう言ってまた休憩室へと戻って行ってしまった。


「…オレ、遊びすぎちゃった?」

「ーみたい。今までわかんなかったけど、人格変わると
 その分疲労するっぽい。こうなると仕事に支障が出るから
 上田、メガネは当分外しておくように!」

「ふぁい。(ハイ)」

上田は黒沢が懸命に「アネゴと同じ部署がいい」と
主張していたのを思い出し、ちょっと悪いコトをしたかもなと
思いながらメガネを外した。

(なんでオレをそんなにアネゴって慕うんだろ?)

上田はそれだけが腑に落ちなかった。



「さてと、黒沢はああ言ってたけど営業は手が足りてるから。
 上田には田口を手伝ってもらおうかな。」

その言葉が聞こえるや否や田口は飛び上がって喜んだ。

「ホントー!?やっとオレにも仲間が出来るよーvv」

「ぅわ、(巨人!?)」

ただでさえ身長のデカイ田口がぴょんぴょん跳ねるものだから
天井スレスレなのを見て上田は地面がグラグラ揺れたような気がした。

「じゃあ、後は田口先輩がマニアックなコトを教えて
 くれるから(笑)ガンバれよー!」

「(まにあっく…??)うん、ガンバる!」

田口のディスクの側に寄ると、隣に空席の机が用意されていた。
新しいワケではなくずっと前からソコにあったという感じだ。

「この席にね、座ってくれる人が来るのをずぅっと
 待ってたんだよオレ〜v」

パッパと軽くイスのホコリを払うとドウゾと言わんばかりに
手を椅子に差し出した。上田は言われるがままストンと椅子に腰掛けた。
田口サイズなのか机も椅子も上田には少し大きく感じる。

「ようこそ上ぴーvこれでオレたちメガネ仲間だねvvv」

満面の笑みで言われて上田は目がチカチカした。
田口に後光が差しているかのように見えたのだ。

「う、上ぴぃー??オレのコト??」

「うん♪オレのコトはたぐっちゃんって呼んでねv」

「たぐっちゃん、まぶしー…」

「え?そう?ライト明るくしすぎたかなぁ?どれどれ…」

(そうじゃなくて、田口自身が眩しいんだよ!)

スタンドライトを調整している田口の姿を見て上田は
爽やかなイメージを持ったがソレはもちろん誤った見解でー
なぜこの席に誰も座らなかったのか後に身を持って知るコトになる。








「ーあ〜あ、オレも混ざりたかったなぁ〜…」

中丸は一人仮眠部屋のベッドにゴロンと横になり呟いた。
気が付いた時は右頬の痛みで「いってぇぇえー!!!」と
大声で叫んだにも関わらず誰も様子を見に来ない。
少し寂しさを覚えた中丸が仕事部屋を覗くと、
大声で笑う聖、床で悶えている田口、微笑している亀、
そして後ろ姿でしか見えなかったが赤西とー その前で
笑顔を見せている上田の姿が目に入った。
メガネを外したり取ったりしてゲラゲラ笑っていた上田。
きっと赤西も同じように笑っていたに違いない。

(またオレの好きな人は赤西に持ってかれちまうのかなぁ…)

そんな思いが中丸の動きを制御した。ただ部屋を覗くコト
しか出来なかった。もちろん会話は聞こえるハズもなく
笑い声が微かに響くだけー
中丸は他人の色恋沙汰には興味津々でノリノリだが、
いざ自分の恋となると臆病者になってしまう質だった。


「でも、今回だけは譲りたくねー…」


(コレは、恋だ。オレは実感した、今分かった。

 ホントに、本気で好きなんだ。

 上田のコトをー)






<つづく>







はにゃ!?(笑)何ですかコレは最後の中丸さんのトコぉー!!!
切ない恋愛モノみたいになってんじゃん!(笑)
誰だあんなん書いたの!?(真下です)前半をまた仁(黒沢)で
ひっぱってしまいましたぁ〜(^^;たかがメガネに!(笑)
また余計な設定がついてしまったぁ〜コレはマジいらない設定だったと後悔!
黒沢を知らない人にはホント意味不明だと思いますコレ(汗)
嗚呼今回もたっちゃんメガネを外したりかけたりするだけ〜(笑)
でもようやく部署が決まった(?)みたい。あーなんだろ切ない物語
の方が書きやすいのカナ?自分がたっちゃん好きなだけに片思い
みたいなのはものすごく書きやすいことが判明(笑)←リアル
中丸はいつたっちゃんが男だと気付くんでしょうね〜?(笑)
作者混乱中にて、何でもいいんで感想とか頂けると嬉しいデス!!←必死(笑)

★2006,9/8のブログより抜粋★













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