★2007,9/22 ブログの前書き?(※読み飛ばし可)
えーなんと1月から更新ストップしてたアレなんですが、
アレだよアレ!(アレアレ詐欺)←絶対騙されない!
メガネ竜★スパイ大作戦
です!!!
約8ヶ月のブランクって
どんだけぇぇー!?(汗)

前言ってた通り見事仁が帰ってくるまでに終わりませんでしたねっニコ☆
↑そんな次元じゃないし!(滅)
いやホントスミマセン!本人も余りのブランクにビックリしてます!(ヲイ)
でもアンケートに「スパイ大作戦面白いです。頑張ってください 」
って書いてありまして、アリガトーゴザイマス!!(;∀;)
なのでガンバろうと思いますっ!←似非合い言葉?

さてはて、相変わらずよくわかんないケド(笑)書いちゃえ〜!

※挿絵追加しました。




「メガネ竜★スパイ大作戦」








第14話「疑問」







はなまる広告会社に潜入してからはや5時間は経過
しただろうか。上田は田口の隣でいそいそと仕事をしつつ
内心少し前赤西と中丸が言い合っていた
「梅干しスッパイ」という話が気になっていた。
なぜならその言葉で再度思い出したからだ、自分がスパイで
あるということを。
その前までスパイではなまるに潜入捜査に来たというコトが
すっぽり頭から抜けていて、自然に新入社員として
はなまる社員と接していたのだ。

「オレこのままでイイのかな…??」

ボソリと呟いたのを田口は聞き逃さなかった。

「もちろんだよ上ぴー☆」

「えっ?」

「上ぴーは今のまんまでイイんだよv
 例え上ぴーが闇に光るはがねのやいばでも
 オレ上ぴー大好きだから☆」

「(闇に光るはがねのやいば??)
 そ、そっか、ありがとたぐっちゃん。」

「ドンマイ上ぴー!!(>∀<)」

ガッツポーズを決める田口の笑顔につられて
上田も思わず笑顔でガッツポーズを決めてしまった。

(田口ってオタクだケド良いヤツだよなぁ)


田口がくれたコロガリータ(お菓子)を食べながら
上田はしみじみ思った。

「ほらよ!」

「へっ?」

カチャン、とディスクの上に何かが置かれた。

「あっ!!!」

上田は思い出したようにソレー伊達メガネを
手にとって声の方を振り向いた。

「ワリー!ちょっと遅くなっちまったんだわ。
 ちゃんと返したからな、メ・ガ・ネ!」

メガネが戻ってきて安堵感を覚えた上田は
しばらくメガネを見つめていたが
「そんなに大事かそのメガネ?(笑)」という
聖の一言でハッと我に返った。
メガネをかけてゴホンと咳払いをする。

「こおき、いつ帰ってきたの?」

「オマエらが給湯室でゴタゴタしてる時。
 亀一人で仕事してたぞ(笑)」

「あっゴメン気付かなかった!(ヒド)ていうかなんで
 聖オレのメガネ持ってったの??」

「まぁアレだ、気に入ったから!(嘘)あとなんとなく!」

「なんとなくで持ってくなよ聖ぃ〜上ぴーの
 萌え要素が減っちゃうじゃん!(* ̄m ̄)」

「うるせ!ウザイ!キモイ!(笑)」

サラッと話に割り込んできた田口に聖はぺっと
言い放った。

「えぇ〜ソレは言い過ぎだよぉ!(笑)」

そんなコトを言いながらもニコニコ笑っている
田口はMなんじゃないかと上田は思った。
同時に中丸もMくさい、赤西もソレっぽい、と。
社長はどちらでもいけそうな気がした。

「黒沢は…どっちかわかんないな。えむっぽいケド…」

「オレ、Lですよ。」

「える?サイズの話じゃないし・・・」

「え?じゃ何の話ですか?」

「だからSかMかー わ!く黒沢っ!!?Σ( ̄ロ ̄*)」

ブツブツ下を向いて一人ごちていてふと上を向くと
5センチも満たない距離で目の前に黒沢の顔があった。
「近いっ!><」と慌てて上田は黒沢の顔をバシバシ叩いた。
黒沢は「イテ!痛いですよアネゴ!」と言いながらも
笑顔なので『コイツぜってーMだ!』と上田は確信した。

「黒沢ってMだよなたぐっちゃん!!」

ワザと大声で言ったが返事はなかった。

〜あれ?

気づけばさっきまで話していた聖と田口の姿がない。
見るといつの間にやら給湯室で2人してしゃべり込んでいる。
(みんな自由だなぁ〜)←言えた立場じゃない
今度極秘スパイメモ帳に『フリーダム』と書き足そうと
上田は思った。

「アネゴはSなんですか?」

「上田はSなんだよ!」

興味津々に聞いてくる黒沢にこれまた突然中丸が現れ
自信満々に返事をした。「知らなかったろヘヘン」と
得意げにしている中丸をよそに上田はふと
(そういえばこの会社って何時までだろ?)
という疑問が頭を過ぎった。はなまる会社の社員データや
業績などは滝沢社長から渡された書類で知っていたが、
勤務時間は書いていなかった(気がする)


「へぇ〜上田ってSなんだな意外!」

「上ぴーがSならオレMカナv相性イイし(・∀・)」

「安心しろお前は生粋のMだ。」

給湯室から聖と田口がコーヒーを片手に戻ってきた。

ん??

上田は気づけばなぜか自分のディスクに4人が
集まっているコトに「?」となった。

「みんなココで何してるの?」

4人「上田(アネゴ・上ぴー)観察v」

「へ?ナニソレ仕事は??」

聖「今日の分は終わった!」

田口「残りちょっと♪」

黒沢「オレも終わりましたv」

中丸「あとは社長に見せるだけ!」

全員が亀のディスクに目を向けた。ーが、
社長の姿はソコになかった。

「・・・?」

上田は何かイヤな予感がして社長のディスクに
早足で向かった。見ると机の上に一枚の紙が残されていた。



『社長は預かった。

 返してほしくば上田竜也をよこせ。byT』




(!???)

上田は一瞬頭の中が真っ白になった。

なんで亀を?

ていうかいつの間に??

しかもオレをよこせって…

T? Tってまさか違うよなー(汗)



「なんだ?どーした?」

紙を握りしめたまま真っ青になっている上田を見た
メンバーが心配そうに駆け寄ってきた。
持っていた紙を覗き見すると全員一瞬で顔が強張った。

「か、亀が誘拐された!?」

中丸が悲鳴に近い声で叫んだ。

「上ぴーをよこせって…」

「なんでアネゴを?」

「詳しい場所と日にち、時間指定が書いてあるぜ。」

「・・・・・・」

上田は何かの冗談だと思いたかった。
(そうだ、きっと亀の悪いイタズラだ!)
そう思った瞬間、会社の電話が鳴り響いた。

ジリリリリリ...

鳴っているのは社長のディスクの電話で、
一番近くにいるのは上田だった。
無意識に手が受話器を取ってしまっていた。

「・・・もしもし?」

上田は心臓がバクバクするのが分かった。
中丸が小声で「誰?犯人から?」と聞いてくる。

『オレ、オレだよオレ!』

(…オレオレ詐欺??)

一瞬そう疑ったが聞き慣れた声なので誰なのか
スグに分かった上田は叫んだ。

「亀!今ドコいるの!?大丈夫!?」

『なんか誘拐されたっぽいオレ。真っ暗で何も
 わかんねー…ぅわ!?』

「亀!?」

ガチャン、ツー・ツー・ツー・・・

「亀っ!亀ってば!」

「代われ!」

聖が上田の持つ受話器をもぎ取った。

「もしもし!?オイコラフザけんなよっ!!」

受話器の向こうからは無情にもコール音だけが鳴り響いていた。
聖は「チッ!」と舌打ちしガチャン!と手荒に受話器を元に戻した。
田口が不安そうに聞いてきた。

「社長、何だって…?」

「誘拐されたって…真っ暗で何もわかんないって… 切れた。」

「マジかよ…」

いよいよ誘拐の事実が現実だと分かると皆動揺し始めた。
一番動揺しているのは上田だった。直に電話で聞いたのだ。
何より亀の身の安否が心配だった。

「警察に連絡しよう!」

「ダメっすよ!」

中丸の声を黒沢が遮った。

「ココに『警察に知らせたら社長の命はないと思え』って
 書いてありますから。」

「ど、どうしよう〜!?」

田口は今にも泣き出しそうだ。
聖はしばらくブツブツ言っていたがややあって、

「誘拐したヤツもバカじゃねーな。たぶんオレらが
 話し込んでる間に社長を外に呼び出すかしてさらってったん
 だろうぜ。目的がわかんねーケド…」

チラリと上田に目を遣った。上田はバツの悪い顔をして
目を逸らしてしまった。

(理由はわかんないケド、オレのせいで亀がー)

「とにかく相手の連絡待とうぜ!ちゃんとワケ聞いてー」

「やだ!」

今度は上田が中丸の声を遮った。

「オレが行けば亀が解放されるなら、オレ行く。」

上田の心には亀を助けたいー その一心しかなかった。

「そんな上ぴー!誰が犯人なのかも分からないのにっ><」

「そうですよアネゴ!もし犯人が田口さんみたいだったら
 どうするんです!?」

黒沢の一言に皆「え?」と思った。
上田が眉間に皺を寄せて聞く。

「つまりどういうコト?」

「えっと、腹黒いヤツだったらアブナイじゃないすかって…」

「誘拐犯なんだからもうスデに腹黒でしょ(笑)」

「田口の比じゃないって!」

「もう真っ黒だなタコの墨より真っ黒!」

中丸と聖がすかさずツッコみを入れてきた。
「オレってどんだけなんだよ〜(笑)」
田口も笑い少しだけ場が和んだ。

「とにかく、オレ行くよ!亀を助けなきゃ!」

「上田一人じゃ何されるかわかんねー!オレも行く!」

「ダメっすよ!」

再び中丸の声を黒沢が遮った。

「ココに『上田竜也本人以外の同行は一切認めない』って
 書いてありますから。」

「マジかよちくしょー!意味わかんねぇ!;;」

「大丈夫、オレにはボクシングがついてるし!」

「なんでよりによって女の上田を…」

「は?おんな??」

メンバーが一瞬ギョッとなりすかさず聖が鉄パイプで
中丸の頭をガツンと殴り気絶させた。

「え!?ナニしてるの聖!?」

「あれ〜?手元が狂っちまった!ワリ!中丸!」

「そんなコトよりどうするんですアネゴ?」

「ホントに行く気上ぴー?」

「・・・行く!必ず亀を助け出す!」

「お前の身の安全の保証もないんだぞ?」

「それでもオレは、はなまるの一員だし、仲間だからっ」

「上ぴー…!!;;」




田口、感動したのカナ涙なんか流して抱きついてきて…。
『コレ、お守り!』と言って渡されたのがガンダムのカード
だったのが田口らしくてちょっと笑えた。
聖は『コレ持ってけ!』って鉄パイプを渡してくれた。
スゴイぼこぼこに歪んだ鉄パイプを見てコレもこおきらしいな
って思った。
黒沢は『行かないで下さいアネゴ!』って最後まで言ってたから
メガネ取って赤西にしといた。そしたら『いざとなったら
オレら呼べよ!スグ助けに行くから!』って勇気づけてくれた。
中丸は、ダウンしてるケド心配してくれてるのはもちろん
分かってる。ありがとみんな・・・

オレ、短い間だったケドはなまる社員になれて良かった!

って言ったら別れ言葉になりそうだからあえて言わなかった。

犯人からの場所と時間を確かめた。
今日の6時…あと30分弱。
場所は○○埠頭。

「じゃあ、行ってくる!」

めいっぱい笑顔で会社を出た。
皆も合わせてくれてるのか笑顔だった。
こうして仲間4人に見送られオレはビルを後にした。

亀・・・絶対助け出すからっ
それまでどうか無事で…

犯人の目的も何も分からぬままオレは無我夢中で走っていったー







<つづく>








ハイ!ホントに待っていてくれた(応援して下さってくれていた)方々
長い間お待たせしてほんっとにスミマセンでした!!(ヘコヘコ↓)
あまりに久しぶりの更新すぎて話がばびゅんと飛んでアレレ〜な
感じで申し訳なひです;;ほのぼのはなまるは何処へ〜?(知るか!笑)
ホントは社長以外ぜんぜん仕事しないんで亀やんが怒って皆反省して
ふつーにアフターにってなる
ハズだったんですケド、アレー?!
どこで歯車が狂ったのか!?なんにしろ先が見え見えな話で書いてて
恥ずかしかったです!(笑)ホント真下は文才ないな!
次回がどうなるか分かるキミ!そんな時は知らないフリって手もあるぜ!(何
台詞が多くて見づらいとか誰がしゃべってるのか分からないとか
イロイロ(特に聖の某台詞に・笑)ツッコみたいかと思われますが、
気にしちゃダメー!(ぇ)最後らへんの一文にエピローグの一文を
かけてまふ(ムダに)ちょうど4だったので!さてはてたっちゃんは
どうなるのか!?亀やんは無事なのか!?待て次回☆(おおげさ)
なんと初めて次の回いちおう考えてあるという次回で終わらせようかとか
考えてるんですが、終わるカナ?終わらなそう・・・(笑)

こんなでも感想頂けると

嬉しいデス〜!!!(;δ;)


★2007,9/22のブログより抜粋★













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