★2006,10/5 ブログの前書き?(※読み飛ばし可)
ハイ!いつものごとく(と言っても一週間以上経ってる?!)
KAT−TUNパロ小説
メガネ竜★スパイ大作戦
ですが! なんと12回目を迎えます〜まさかこんな続くとは
思ってもみなかったので自分で驚いてます(笑)
コレも一重に皆様の感想のおかげであります!!感想なかったら
即やめてますこんな駄文(笑)ありがとうございますv(*´ー`*)
Yちゃんからナマの感想を聞いたので真下は恥ずかしさで
どうにかなりそうでした(笑)オフじゃなくてオンで聞くと
リアルで!でも「面白いよv」と言ってくれたYちゃんは
ホント優しい子だからぁー!!(感動+)
ふっつーのファンの方になら抹消されてますよねコレ(^^;
今回はつかさちんに頂いた挿絵を元に書きます〜!(一部分)
なので素敵☆なつかさちんの挿絵つきですよvvv
それだけでも見る価値ありまくり!!!

さぁもうグダグダになってきてるケド、とにかく書いちゃえ〜!

でわ続きをドウゾ☆↓





「メガネ竜★スパイ大作戦」








第11話「気持ちの行方」







「えと、迷惑かけてすみませんでした。」


赤西と衝突して社内を騒然とさせた本人、上田は
社長である亀のディスクの前で深々と頭を下げた。
実際損害を受けたのは赤西によるドアの破壊であって
そしてきっかけも黒沢=赤西なのであって、
上田にはそこまで非はないのだがー

「いいよそんな気にしなくて。ココじゃケンカなんか
 しょっちゅうだしね(笑)」

亀は上田が来てからはなまる広告会社が揺れているように
感じていた。まだ1日も経っていないのに上田竜也という存在は
それほどまでにココでは大きなモノになっていた。


「そんなコトより、中丸とはどう?」

「え?どうって?何が??」

「最初のイメージよりずいぶん良くなったんじゃない?(笑)」

「それはーま、まぁ、最初よりはマシになったかも。」

「イイヤツでしょ。」

少し前まで二人きりで休憩室で話していたのを思い出し
上田は少しはにかんだ。中丸は今仕事中だ。
『マシになったかも』というのは照れ隠しで、
上田の中で中丸の株はずいぶん上がっていた。

が、ソレとは逆に赤西(黒沢)の株は下落していた。


「赤西は仕事に行かせたから、今はメガネかけててイイよ。」

その言葉を聞いて少しホッとした上田は言われるまま
メガネをかけた。ふと思い出す。

(そうだ、メガネ。メガネがきっかけで黒沢がー)



『黒沢って呼んで下さいアネゴv』

『言いませんよ誰にも。ヒミツにしときます、貸しってコトで。』

『アネゴって変わってますよね。そういうトコ好きですオレ。』

『じゃあ本気だったらいいんですか?』




上田の頭の中を黒沢から聞いた台詞が走馬燈のように
蘇った。赤西と同じ声、同じ顔、同じ身体なのに
何処か落ち着いていて無意識に安心してしまう黒沢の言葉。



「ーアイツは、黒沢はいっつも笑ってオレのコト
 アネゴって呼んでて…」

亀が目の前にいるコトを忘れて上田は呟き始めた。

「悪いコトなんか何もしてない。なのにオレ、
 黒沢のコトキライとか言っちゃって…」

「本人に言っちゃったの?」

ギィ、と椅子を傾けながら亀は訪ねた。
上田はハッと我に返りぶんぶん首を横に振った。

「うぅん、黒沢には言ってない。でもなんか・・・」

「黒沢って人間が掴めないんでしょ、上田はさ。」

「うん、わかんない。生意気だし…でも憎めないヤツ。」

「赤西とキャラが違うからね(笑)どっちか選べっていったら
 どっちが好き?」

「・・・どっちだろ;;」

また泣きそうな顔をしているように見えたので
亀はそれ以上質問するのを止めた。
数分前まで殴り怒鳴り散らしていた人物とは思えないくらい
可愛らしく見える上田。黒沢が上田を慕うのもムリはない。

「まあ、まだ1日も終わってないワケだし、
 そう深く考えなくてイイよ。田口のトコ行って任務…
 じゃない、仕事しておいで。」

おっと、と口を滑らせた亀はチラリと上田を見たが
上田は全く何も気付いていない。今はソレどころでは
ないのだろう。



社長はすでに気付いていた。上田がスパイだというコトをー








「たぐっちゃん、お疲れ。・・・ん?」

さっきまで席に座っていたハズの田口の姿が
見当たらない。お茶でも入れに行ったのだろうか?
と思った矢先、ディスクの壁からチラッと人影が見えた。
隠れているつもりなのだろうが身長180cmの巨体は
隠せきれていなかった。


『上ぴー!元気だすんだプー!』

「えっ!?」

明らかに田口の声なのだが裏声(ちょっと声優っぽい声)が
聞こえたと思えばディスクの壁から手と人形(フィギィア)
だけがひょっこり出てきた。
どうやらフィギィアがしゃべっている、というつもりらしい。


「たぐっちゃん・・・気持ちは有り難いんだケド(困)」

「アレ?なんでオレだって分かったの?!
 上ぴーってばスルドイ!!」

ぴょん、と飛び上がって出てきた田口は相変わらずの笑顔で。

「ちょっと元気がないね上ぴー!そんなキミにはぁ〜っ…」

上田はイヤな予感がしたがやたら楽しそうな田口の
笑顔を見て少し心が和んだ。

「ジャジャーン!はいコレ☆」

「な、なにこの人形?(やっぱりぃ〜!)」

「とっておきのフィギィアなんだよ〜vお近づきのシルシに
 上ぴーにあげる☆」

アハハ〜と田口の白い歯がキラリと眩しく光った。
「…遠慮しときます!!」

「えぇ!?なんで?遠慮しなくてイイんだよ上ぴー!
 コレは素材にこだわった一級品でときメモの・・・」

上田は両手で耳を塞いで『ゴメン田口!!』と心の中で
謝りながらその場から逃げるように去った。

「お茶入れてくるっ!!!」

向かった場所は給湯室で。二度目の退散である。
ハァ、とため息をついて壁に寄りかかる。

「たぐっちゃん・・・イイヤツなんだケド。」

「何か問題でもあるんですか?」

「ウン。ちょっとオタクなトコがー」


!!?


上田は一瞬頭が真っ白になった。
『赤西は仕事に行かせたから、今はメガネかけててイイよ。』
確かに社長はそう言っていた。
それなのにー 目の前にいるのは・・・

「どうかしたんですかアネゴ?」

黒沢明彦だった。

「黒沢…なんでココにいるの?」

「さっき仕事が終わったから戻ってきたんです、裏口から。」

なんで裏口からー?しかもよりによってココに。



「アネゴがいると思って。」

「は?」

「なんとなく、カンですけどね(笑)そしたらホントに居た。」

上田は一生懸命頭の中を整理していた。
確か黒沢に最後に言った言葉は『誰が行くか、バカ!アホ!ナスビ!』
で、それ以来は赤西だった。赤西の目の前でもう二度と
メガネはかけないとも心に誓ったハズだった。


「アネゴが困ってるような気がして。」

「・・・オレが?」

(誰のせいで混乱してると思ってるんだよっ!)

上田はメガネを外そうとするがなぜか手が上に
上がらない。気付けば壁に寄りかかって置いていた
両手が黒沢の手で握りしめられていた。

「大丈夫ですかアネゴ?体温高いですよ?」

正面を向いて手を繋いでるこの状態がヘンに恥ずかしくて
上田の体温は無意識に上がっていた。

「ばかっ…手ぇ握んな変態!」

バッと黒沢から手を振りほどこうとするが黒沢は
その手を離さなかった。上田はバシバシと黒沢の
足を蹴って抗議しているが効果はないようで。

「アネゴ、例の件なら誰にも言いませんよ。」

(今はそんなコトどうでもイイから手ぇ離せー!!><)

「オレのコト、嫌いですか?」

「・・・・・・・・」

その言葉を聞いて上田はピタッと抗議を止めた。
そぉっと黒沢の顔を見るとまた真面目な顔をしている。

『オマエなんか大っ嫌いだぶぁ〜かっ!!』

そう言ってやりたかったが今の黒沢には言えなくて。
上田は前もココで似たような会話をした気がした。
(あの時はなんて言ったっけ・・・)


「オレはアネゴのコト好きです。」


どうしていつもこの給湯室で黒沢と二人っきりになって
しまうのだろうか。上田は黒沢が冗談で言っているようには
聞こえず、どう答えればいいのか分からなかった。

(誰か、誰でもいいからこの状況を打破して欲しいー)

上田は心臓がドクドク脈打っているのを感じた。








「好きなんて言葉、軽々しく使っちゃいけないんだぜ。」


突然違う声が隣から聞こえてきて、黒沢と上田は
パッと手を離した。

声の主はー 中丸だった。


「中丸さん、いつからいたんですか?」

「人聞き悪いコト言うなよ。今お茶飲もーと思って来たの!」

ズカズカと黒沢と上田の間にワザとらしく入って
お茶を入れ始めた中丸は思い出したように上田に言った。

「あ、そうだ!田口がフィギィア握りしめて泣いてたから、
 上田フォローしに行ってあげてくれよ。」

「えっ?」

上田はそういえば田口から逃げ出して給湯室に来たのを
思い出した。まさか泣いているとはー
心を入れ替えてせめてフィギィア一体くらいはもらわなければと
上田はダッシュで田口の元に向かった。

(助かった・・・サンキュ中丸)









「好きなんですか?」

「は?」

静かにお茶を入れ終わった中丸に黒沢は尋ねた。

「中丸さんはアネゴのコト、好きなんですか?」

「はぃ!?」

イキナリ核心を突かれた中丸は動揺してお茶を
こぼしてしまった。「ヤベ!」と慌ててタオルで
お茶を拭く。
ソレを一緒に手伝いながら黒沢は笑いながら言ってきた。

「じゃなきゃあんなタイミングで現れませんよ、普通。」

中丸は拭き終わったタオルを洗いながら
ゴホン、と咳払いをした。


「たまたま、ぐーぜんだよ。」









<つづく>








「〜だぜ」って中丸(笑)あーなんか今回はホントたっちゃんが
たっちゃんじゃない!もはや別人☆(;;)うわーんごめんなさい!
しかもムダに以前あった回とシチュエーション被らせたりして
なにやってるの真下さん?何がしたいの?(聞かないでー!笑)
つか、黒沢出てるしね、ハイありえなーい!ソレがはなまる!(うわぁ〜)
だって黒沢しばらく出ないかもって言ったら「えー」みたいな
リアクションが来たんですよ、こりゃ出さねばいかんと(笑)
毎回思うケド黒沢ってこんなキャラでした??黒沢も別人…(笑)
中丸も急にたくましくなって、どうしたのカナ〜?
田口のフィギィアの台詞はつかさちんが勝手にひとコマ挿絵で
描いてくれたモノを使いました!ありがとーつかさちんvvv
嗚呼マジで今回の話楽しくない(><)スミマっセンー!!!
どなたか何でもいいので感想
頂けると嬉しいデス〜!!(;;)

真下さんスランプ中。コレはもう終わらせた方がいいんじゃ…(笑)

★2006,10/5のブログより抜粋★













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